昨日の日記でレッドブルを飲んだあと、下痢をした。
それはもう文句のつけようのない下痢だった。10人が見れば10人とも「下痢だ」と言うような、いかにも下痢らしい下痢だった。
ちょっと腸内環境が悪い時の柔らかい便、みたいなレベルではない。第一次腸内戦争が起き、善玉菌と悪玉菌が核を使った後の腸内環境と言えば伝わるだろうか。
腸内がポストアポカリプスでなければ考えられないような下痢で、それに伴う腹痛も酷かった。
生肉を100g単位で食べたとか、腐って黒い汁が染み出る野菜を食べたとか、そういう奇行に走らないと体験できないような下痢と腹痛。
しかし、僕は正気を保てているので、生肉は食べていないし、腐った野菜も食べていない。
考えられる原因といえば、昨日飲んだレッドブルくらいしかない。
これはレッドブルが悪いのか? それとも、たまたまだろうか。
レッドブルを飲むのは久しぶりだった。
コンビニで買うと、レッドブルよりモンエナの方が安いから、普段はモンエナを買う。
モンエナは累計300本以上飲んでいると思うが、人生で飲んだレッドブルの本数は5本にも満たない。
だから気づいていなかっただけで、僕はレッドブルで腹を下す体質だったのかもしれない。
もしそうなら悲惨だ。レッドブル24本を箱買いした僕は、単純計算であと23回は腹を下すことになる。1回腹を下すごとに3回下痢をするとして、69回下痢をすることになる訳だ。69回も下痢をしたら、肛門が壊れてしまう。
しかし希望を捨ててはいけない。
下痢の原因がレッドブルであった可能性は否定できないが、それ以外の何かが下痢を引き起こしていた可能性もまた、否定しきれない。
レッドブルを飲んでも飲まなくても、今日は下痢をする日だった。最初からそう決まっていた。神が定めた下痢日に、僕がたまたまレッドブルを飲んだだけ。レッドブルは下痢に関係ない。その可能性もある。
というか、別にレッドブルを飲むたびに下痢する体質でも別にいい。
頭の冴えと引き換えに下痢という代償を支払っている訳で、そういう「代償を要求する能力」ってかっこいいし。GANTZでも坂田とチェリーの超能力コンビが一番好きだったし。
何なら下痢より大きな代償が欲しいくらいだ。レッドブルを飲むたびに臓器に深刻なダメージを負って、鼻血が出る体質でありたかった。
物足りない。全然物足りない。
物足りねえよ。