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メメント・モリ帰省のすゝめ

今週末は実家に帰省している。

僕の実家は岐阜なんですけど、これは岐阜に生まれし者の特権として言わせてもらいますけど、岐阜って本当に何もない。びっくりするほど何もない。見渡す限り山と田んぼしかない。あと老人。

あたりを見渡すと、緑、緑、老人、緑、老人が目に入る土地。それが岐阜。

 

なので、岐阜に帰っても特に楽しいことは無く、一日中緑と老人を交互に眺めることになるのですが、家族に会いたいから帰った。家族というか、祖父母に会いたくて帰った。

 

僕は今23歳なので、祖父母も結構な高齢者だ。まだ元気だし、こんな事は考えたくもないが、年齢的にはそろそろ死んでもおかしくない。

だから、会える時に会っておこうと思い、帰省した。元気な祖父母の顔を見れるなら、緑と老人しかいない終わりの土地にも帰る意味がある。

 

帰省の理由は「いつ死ぬか分からない祖父母に会いに行く」なんだけど、こうはっきり文章にすると込み上げてくる物があるな。

ただ、人間の死から目をそらし続け、大切な人が亡くなってから後悔する方が悲しいと思うので、死からは逃げずに向き合いたい。

祖父母はいずれ死ぬ。だからこそ、残された時間でなるべく多く会話をしたい。

死を忘れるな。メメント・モリだ。

 

みなさんも「メメント・モリ」を合言葉に帰省してみてはいかがでしょうか。いっしょにメメント・モリ帰省しましょう。