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社会人になって1週間経った感想

今年から新社会人になった僕は今日で社会人1週間目を迎え、社会人生活初めての日曜日を謳歌している。今日の記事では、せっかくなので、社会人1週間目の所感を残しておこうと思う。

 

うちの会社では、新人は2か月にわたる研修プログラムに参加することになっている。研修の後半では実際の仕事に触れつつ学ぶものもあるが、最初は会社の業態や風土などについてひたすら座学をする。

研修では先輩社員が自分の業務時間を使って指導にあたってくれるため、こちらとしても真摯な態度で応じなければならない。一度言われたことはメモに取って記録し、分からなければ質問する。分かった場合でも、「ハイ!」と返事をして「理解したこと」を伝える。

 

研修中に疑問が湧くことは稀で、新人たちはたまに「ハイ!」と発しながら、ひたすらメモを取って話を聞くことになる。研修の時間は先輩の話と新人の「ハイ!」が交互に繰り返されながら過ぎていく。新人たちは何度も「ハイ!」と言うのだが、そこで毎回「ウイ!」と言う同僚がいる。夕方の研修で疲れてきて素が出た訳でもなく、朝一の研修からずっと「ウイ!」「ウイ!」「ウイ!」と返事をする。

彼は返事が「ウイ!」である事以外は至って真面目な青年で、別に研修中にふざけている訳ではないと思われる。真剣に、真面目な態度で「ウイ!」と言っているのだ。

となると、彼はフランス語話者なのだろうか。フランス語で「ウイ(Oui)」は、「ハイ」を意味する。彼がフランス人と日本人のハーフやクォーターで、家の中ではフランス語で会話をしているのかもしれない。家での返事が「ウイ」だから、会社でもつい使ってしまっているのかもしれない。もしくは、幼少期はフランスで生活しており、その時の癖が抜けていないのかもしれない。

 

まあ、彼がフランス語話者である可能性は非常に低く、そんなのは僕の妄想にすぎない訳で、彼が研修中に「ウイ!」と元気よく発する度に「同僚フランス語話者説」が脳裏をよぎって笑いそうになる。つい口角が上がってしまう場合もあるのだが、「ウイ!」と返事をする新人とニヤついている新人を前にしても先輩は丁寧な指導を続けて下さり、良い会社に恵まれたものだと幸せな気持ちに包まれる日々である。