9月27日(火)
1ヵ月ほど前に炊飯器が壊れてしまい、それからは白米の代わりにトーストを主食にしている。バターを塗ったりはちみつを塗ったりジャムを塗ったり、さらにはカレーをつけても美味しいので、毎日トーストでも味に飽きる事はない。
ただ、トースト生活には味以外の面で問題がある。口の中がズタズタのボロボロになるのだ。
ご存じの通り、トーストを食べると口内の上側が削られてヒリヒリする。1枚ではヒリヒリする程度の小さなダメージだが、今の僕は1日10枚くらいのトーストを食べているので、蓄積されて馬鹿にならないダメージとなっている。
1日10枚のトーストを1ヵ月間食べ続けた結果、口内の上側は画鋲を食べた後みたいになっている。どこを舐めてもザラザラしているし、口内は常にほんのり血の味だ。
こんな生活を続けていたら口内の上側が削られ続け、口の中が広くなってしまう。しかし、いくら削られようとも、炊飯器が無いのでトーストを食べ続けるしかない。
口の中を削り続けるトーストへのせめてもの抵抗として、明日からはバターやはちみつの代わりに軟膏を塗って食べるつもりだ。軟膏による傷の回復とトーストによるダメージ、どちらが勝つのか見ものである。
9月28日(水)
朝9時ごろ、インターホンの音で起こされた。
今住んでいる賃貸は綺麗だし立地も良いので気に入っているが、インターホンの音がバカデカい所だけはどうにかしてほしい。インターホンの音が目覚まし時計の数倍デカく、部屋の空気がビリビリ震えるぐらいの大きさだから困る。
朝にインターホンの音で起こされると、いつも心拍数が200BPMくらいになる。
今日もバカみたいな大きさのインターホンに驚いて飛び起き、200BPMの心臓で玄関に向かった。
しかし玄関のドアを開けても誰もおらず、あまりの腹立たしさに怒りの咆哮をあげた。咆哮は閑静な住宅街にこだまし、電線にとまっていた鳥たちが一斉に飛び立った。というのは嘘で、小さく舌打ちをしてドアを閉めて二度寝した。
9月29日(木)
ゲームをしている時は1秒たりともゲームから離れたくなくて、どうしてもトイレを我慢してしまう。膀胱がパンッパンになってもおしっこを我慢し続け、お漏らし3秒前になって走ってトイレに向かう。