2022年8月2日の日記

マスク生活の後遺症に悩まされている。

 

僕はしょうもない人間なので常にしょうもない事を考えており、あまりにしょうもない時には自分で笑ってしまいそうになる。自分で考えたことに自分で口を歪ませたり、ひどい時には吹き出したりしているのだ。じっと座っていると思ったら急にニヤニヤしだしたり、黙って歩いていると思ったら急に吹き出しだりしている。控えめに言って不審者である。警察は早くこいつを逮捕するべきだ。迷惑防止条例に明らかに違反している。

 

急にニヤニヤしだす癖は今に始まったことではなく、10年前、まだ中学生だった頃からすでに僕は不審者だった。だが、中学生ながら人前でニヤニヤするのは気持ち悪く恥ずかしい事だという自覚はあったので、笑いそうになるたびに何とか下唇を噛んでこらえていた。

毎日笑いをこらえているうちに笑いを嚙み殺すのが上手くなり、大学生になる頃にはよほどの事がないとニヤニヤしなくなった。

 

そこに新型コロナウイルスが到来した。マスクをつけると口元が隠れるので、もう笑いをこらえなくても良いのである。それをいいことに、僕は人前でも街中でもニチャニチャと気味の悪い笑みを浮かべながら生活するようになった。人目を気にせずヘラヘラできる生活は快適であった。

 

ところが、最近になってこの幸せな生活に終止符が打たれた。厚生労働省が「屋外で、かつ会話をしない場合にはマスクを着ける必要は無い」と発表したのである。夏の暑さも味方して、最近では屋外でマスクをつける人は少なくなった。僕も屋外ではマスクを外して生活しており、となると、またニヤニヤが問題になる。

マスク生活の間人目を気にせずニヤニヤしていた反動で、以前にも増して大きく口を歪めるようになってしまった。気づくと、それをこらえることができなくなっていた。

 

困った。こんな顔で外を歩いていたら逮捕はまぬがれない。

ニチャニチャ笑う気持ちの悪い男が街中にいるので通報しようと思ったらガラスに映る自分だった、という経験はもう30回くらいしている。

 

もしこのブログの更新が急に止まったら、僕は迷惑防止条例違反で逮捕されたのだと、そう思ってください。その時、たぶん僕は、刑務所の中でニヤニヤしています。