6月27日(月)
卵かけご飯を作ろうと思い、冷蔵庫から食卓まで卵を持って歩いていたら、途中でつまずいて持っていた卵を投げ割ってしまった。「抗議目的以外で生卵を投げた人、この世に何人いるんだろう」と思いながら粛々と掃除する。
6月28日(火)
本屋をプラプラ歩いていると、中学生向け参考書と一緒に「教科書ガイド」が平積みされているのが目に入る。僕が中学生だった10年前にもこの「教科書ガイド」はあったし、僕もお世話になっていた。
教科書ガイドは、例えば「中学1年生用 北村図書の国語の教科書に対応した教科書ガイド」のように、1種類の教科書に対し1冊のガイドの形式で売られている。その内容は対応する教科書をすみずみまで解説したものであり、教科書の説明では分かりにくい箇所も、教科書ガイドを読めばすんなり理解できたりする。
しかし、中学生にとって、この「分かりやすい説明」はあくまでオマケにすぎない。教科書ガイドには教科書の解説以外にも「先生はこの単元ではこれを聞くことになっている」「この単元のテストではこのような問題が出やすい」といった、授業に関する攻略情報が掲載されている。この攻略情報を読むことにより、中学生は授業を聞かなくても先生の質問に答えられるし、勉強しなくても定期テストで良い点を取ることが可能となる。
多くの中学生は教科書ガイドを通じて「時間は金で買える」という社会の仕組みを知る。
6月29日(水)
大人は自由だ。子供の頃に夢見た事を簡単に実現できる。
6月30日(木)
Vampire Survivorsをプレイする。このゲームは、ヴァンパイアハンターの主人公が対ヴァンパイア用の様々な武器を手に入れながらヴァンパイアを倒してまわるローグライクゲームである。
このゲームは、序盤こそ「前方の敵にダメージを与える」ような武器しかなく、生き延びるために必死にキャラクターを操作しなくてはならないが、少し進めると「プレイヤーに近づいた敵はダメージを受ける」といった武器が出てきて、やがて「見ているだけで周りの敵が死んでいくから操作しなくて良い」状態になる。
上の画像中央に立っている赤いキャラが僕であり、その周りにいるこまごまとした奴らがヴァンパイアである。僕を中心に展開される黒い円の中に踏み込んだヴァンパイアは死に、そして僕から放射状に発射される手裏剣のような武器に触れたヴァンパイアも死ぬ。この組み合わせにより、押し寄せるヴァンパイアは僕に近づこうとしては自動的に死んでしまう。
Vampire Survivorsをプレイしている最中の脳波はクッキークリッカーをプレイしている時のそれに近いと思われる。感情の起伏は座禅を組んでいる時などよりも多少激しいものの、それでも高ぶりはほとんどない、非常に穏やかな形状の脳波。
7月1日(金)
引き続きVampire Survivorsをプレイする。SAOのキリトくんの有名なセリフ「10秒あたり400ってとこか。それがあんたら、7人が俺に与えるダメージの総量だ。俺のレベルは78。HPは14500。バトルヒーリングスキルによる自動回復が10秒で600ポイントある。何時間攻撃しても俺は倒せないよ。」を思いだす。
7月2日(土)
姉が遊びに来る。僕の部屋に入り、「コーヒー淹れてもらえる?」と言うと、ソファにどっかり座り、持参した本を読み始めた。その後4時間ほどもくもくと本を読み、「お腹すいたから帰る。コーヒーありかとう。」と言って帰っていった。姉は僕の家を無料の喫茶店だと思っているらしい。
7月3日(日)
- 大学生カップル
- 小学生とその友達
- 若い男性
- 若い女性
- 男子高校生とその友達とその友達とその友達
書く事がないので今日の散歩中にすれ違った人を紹介しました。