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2022年5月30日~6月5日の日記

 

5月30日(月)

鯖の塩焼きを食べた。

 

5月31日(火)

髪が伸びてきたけど切りに行くのが面倒で、前髪だけ自分で切った。失敗を恐れて少しずつ慎重に切ったからか、案外うまく切ることができた。前髪を上手に切るコツは、いかなる結果になっても「上手に切れたな」と自分に言い聞かせる事である。鏡に映る自分の前髪がどんなに面白いことになっていても、とりあえず「うーん、完璧だ」とさえ口に出せば、上手く切れたことになる。

 

6月1日(水)

ものすごく美味しそうな目玉焼きが焼けた。

みんなにも見せたかったなあ。

見て欲しかったなあ。

すごく美味しそうだった。

見せたかったなあ。

神様の手違いで目玉焼きのイデアが現世に現れたのかと思った。

見せたかったなあ。

見て欲しかったなあ。

 

見せたかったなあ。

見て欲しかったなあ。

 

6月2日(木)

大学に行く途中、空き地を耕しているおじさんを見かけた。そこは住宅地の真ん中の、作物を育てるにはまったく適していない場所で、そんなところを耕すなんて珍しいなぁと思いながら通った。

 

数時間後、大学が終わった帰り道に再びその空き地を通ると、苗木が1本だけ植えられていた。

 

6月3日(金)

「下ネタは誰が言っても面白いから下ネタに頼るやつはユーモアのセンスが無い」という言説をよく聞く。これには概ね同意できるため、僕も下ネタの乱用は避け、本当に刺さりそうなタイミングでだけ使うようにしている。

 

最近、同じ理由で「寿司」と「ちくわ」と「ゴリラ」もあまり使いたくなくなってきた。寿司やちくわやゴリラは、その存在そのものがシュールで、誰が使っても面白い。あまりに強すぎる、誰が使っても強くなれる武器だからこそ、僕が使う必要は無いと1人で縛りプレイをしている。

 

「寿司」「ちくわ」「ゴリラ」に次いで、「トマト」も面白いから使用をためらう。「とまと」なんてひらがなで書いたらますます面白い。

 

「マツコデラックス」は強すぎて近寄りたくもない。

 

6月4日(土)

何が冷蔵保存しなければいけないもので、何が常温保存可能なものかが分からない。飲みかけのジュースは常温で良いのか? りんごは常温で良いのか? 卵は常温で良いのか? シュークリームは? 食パンは? 昨日作ったカレーは?

 

冷蔵保存するべきものを常温で保存すると腐ってしまうが、常温保存可能なものを冷蔵庫に入れても特に問題は無い。だから迷った時は冷蔵庫に入れるのが賢い判断だ。

そんな考えのもとで生きているため、僕は迷ったらとりあえず冷蔵庫に入れる。今日も豆乳を入れようと冷蔵庫を開いた時、よく見ると冷蔵庫の中が結構汚いことに気づいた。

 

確認したところ、僕の家の冷蔵庫には、ハム、卵、サトウのごはん×3個、カップ麺(未開封)、レトルトカレー(未開封)×6袋、インスタントコーヒーの粉(詰め替え用・開封済み)、納豆のカラシ×26個、わかめスープの素(未開封)、中身が入っていないバターの容器、野菜ジュース(飲みかけ)、野菜ジュース(未開封)×2本、傷薬、3ヵ月前に賞味期限が切れたヨーグルト(未開封)、豆乳(未開封)、食パン(開封済み・6枚切りで残り3枚)、レジ袋が入っていた。

 

6月5日(日)

フレンチトーストを作ってみることにした。フレンチトーストは、卵と牛乳と砂糖を混ぜた液体に食パンをひたし、良い感じの焦げ目がつくまで焼いた料理である。

まずは卵液を作る。牛乳が家に無いので豆乳で代用する。卵と豆乳と砂糖を深皿に入れ、白身のデロデロ感が無くなるまでかき混ぜる。卵液ができたら、次は食パンをトースターに入れて焼く。フレンチトーストといえば表面の焦げ目が印象的な料理だが、あらかじめトーストしておくことで簡単に焦げ目をつけることができ、時短になる。

トーストされるのを待つ間暇なので、クックパッドでフレンチトースト作り方を検索する。「食パンはトーストしないこと」と書いてあった。なんでも、トーストしてしまうと食パンの表面がパリパリになって卵液がしみこみにくくなるらしい。あわてて食パンをトースターから救出してみたが手遅れのようだ。表面がカリッとした美味しそうなトーストが出来上がっていた。仕方がないのでトーストと卵液をフライパンに入れて焼く。全然しみこまない。卵が卵だけで固まって卵焼きになっていく横を、カッサカサのトーストが滑って通過する。最終的に、甘いスクランブルエッグとトーストが出来上がってしまった。

味は美味しかった。