ローソンが出している『カービィのもちぷよ(3種のベリークリーム)』を食べた。
もともとローソンは『もちぷよ』という、もちもちした皮の中に生クリームが入っているスイーツを出している。そのもちぷよがカービィとコラボした商品がカービィのもちぷよである。
カービィのもちぷよは普通のもちぷよより美味しかった。普通のもちぷよも美味しいのだが、いかんせん甘い皮の中に甘いクリームが入ったスイーツなので甘すぎる。1つ目は美味しく頂けるが、2つ3つ食べたいかと言われるとそうでもない、1つで満足できてしまう甘さ。
対してカービィのもちぷよは中に酸っぱいベリーソースが入っているおかげでいくらでも食べられる。甘いクリームで幸せになり、ベリーソースで口の中の甘さがリセットされ、再度甘いクリームで幸せになれる。チョコレートケーキをたくさん食べると気持ち悪くなるけど、ショートケーキは苺のスッキリとした酸味のおかげでいくらでも食べられるのと似ている。
カービィのもちぷよ、味はすごく良い。味は普通のもちぷよに勝っている。ただ、見た目に問題がありすぎる。というのも、カービィのもちぷよは中身がかなりグロいのだ。
カービィのもちぷよはパッケージにカービィのイラストが描かれており、商品そのものはピンクでもちもちして丸い形状なので、自然とカービィの姿を想像しながら食べることになる。カービィの姿を想像しながらかじると、中からドロッとした赤黒い液体が垂れてくる。赤黒い液体の正体はベリーソースなのだが、もちぷよをカービィと重ね合わせながら見るとカービィの血液に見えてしまう。自分が巨大な化け物になり、カービィを噛み殺して中の血液をすすっている姿を想像してしまう。
参考としてローソン公式サイトの商品ページから画像を引用すると、カービィのもちぷよの断面は上の画像のようになっている。一度もちぷよにカービィの姿を意識してしまうと、カービィが真っ二つに切り裂かれた姿に見えてしまう。
ただ味は美味しいので、上の画像を見てもカ虐(カービィ虐待)を意識しなかった人にはオススメです。カービィの痛々しい姿を想像してしまった人は断面を見ないように一口で食べてください。僕も次からは一口で食べます。